二人目のモナリザ

GIORGO VASARIIという人物の遺した著書にダヴィンチのモナリザに関する記述があるのですが、どうやらそちらの記述と現代ルーブルにて展示されているモナリザの特徴が食い違うようです。

たとえば「背景が未完成」なことや「モナリザには眉毛がある」などの部分がルーブルのモナリザとは異なります。

ということはルーブルのモナリザとは違うもう一つのモナリザがあるのでしょうか?

*古い絵画は何度も何度も修復を繰り返されるために元の絵とは全く別物になるケースも多く、そのためにモナリザの眉毛が消えたのも修復のせいだとも言われています。
ヒューブレーカーという人物が近代に入ってからISLEWORTH MONA LISAと呼ばれる肖像画を購入しました。

”ISLEWORTH MONA LISA”のほうがGIORGO VASARIIの著書で言及されているモナリザと特徴が一致するため、そちらのほうが本物のモナリザなのではないかという説が今では有力です(何を持って本物とするかが難しい所ですが・・・)。

GIORGO VASARIIの著書で言及されているモナリザでは背景が未完成と書かれておりますが、”ISLEWORTH MONA LISA(若いモナリザ)”も背景未完成です。

また、モナリザは当時24歳だったと言われているが、ルーブルのモナリザはもう少し年上に見えます。
一方”ISLEWORTH MONA LISA(若いモナリザ)”は10代後半から20代前半に見えます。

ダヴィンチと親交のあった若い頃のラファエロがモナリザを模写したスケッチを残しているのですが、そちらは”ISLEWORTH MONA LISA(若いモナリザ)”に酷似しており、また”ISLEWORTH MONA LISA(若いモナリザ)”に使用されている絵の具はダヴィンチの生きた時代と一致します。

最新技術で、”ISLEWORTH MONA LISA(若いモナリザ)”と”ルーブルのモナリザ”を調べると絵筆使い方などが同一人物だと一致しましたため、、”ISLEWORTH MONA LISA(若いモナリザ)”もダヴィンチの作品なのはほぼ確かなようです。

ちなみにダヴィンチの作品は木に描かれているのが主流なのに、、”ISLEWORTH MONA LISA(若いモナリザ)”はキャンパスに描かれていたため、ダヴィンチの作品でない証拠に見えますが、ダヴィンチがキャンパスに絵を描く技法を試行錯誤していた様子が手稿に残されており、実験的に”ISLEWORTH MONA LISA(若いモナリザ)”はキャンパスに描かれたのではないでしょうか?
それでは、”ISLEWORTH MONA LISA(若いモナリザ)”は何のために描かれたのか気になります。

弟子が師匠(ダヴィンチ)に隠れて模写した説。
ダヴィンチも言っているように画家は同じ絵を三種類用意するべきであり、最高品質の作品とそこそこの品質の作品、まあギリギリOKの作品とが製作されます。
なのでモナリザが複数存在してもおかしくはありません。

ちなみにこの時代でそれはよくあったことのようです。

ただ”若いモナリザ”は保存状態が良く、500年以上前に描かれたものとは思えないという意見もあったりはします。

今では”ISLEWORTH MONA LISA(若いモナリザ)”はスイスにて秘密の場所に保管されているようです。

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